ブログ|株式会社塗装店はるやま

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はるやまのよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

株式会社塗装店はるやま、更新担当の中西です。

~塗料ごとの注意事項~

ということで、主要な塗料タイプごとの注意点と現場で起こりやすいトラブルの防止法について、実践的に解説します。

 

塗装業において、塗料の選定と施工条件は仕上がりや耐久性を左右する非常に重要な要素です。塗料ごとに成分や乾燥条件が異なるため、「どれも同じように塗ればよい」では通用しません


1. アクリル塗料:低価格だが注意点多め

◾ 特徴

  • 発色が良く、安価

  • 紫外線や酸性雨に弱く、耐候性は低い

◾ 注意点

  • 外壁など耐久性を求める場所では短命

  • 下地が水を吸うと早期剥がれの原因に

  • 重ね塗りはしっかり乾燥させてから

短期用途・仮設建物に最適。長期用途には不向き


2. ウレタン塗料:バランス型で汎用性あり

◾ 特徴

  • 弾性・密着性が高く、汚れにくい

  • 外壁・鉄部・木部など幅広く使える

◾ 注意点

  • 硬化反応が湿度に左右されやすい

  • 高温多湿時の塗装は「肌荒れ」や「縮み」発生リスク

  • 可使時間(ポットライフ)を過ぎた塗料は使用不可

塗装条件(気温・湿度)をチェックし、速やかに施工


3. シリコン塗料:現在の主流。耐候性◎だが施工も慎重に

◾ 特徴

  • 紫外線や酸性雨に強く、外装に最適

  • 耐用年数10〜15年が目安

◾ 注意点

  • 表面のツヤが強く、下地のムラが目立ちやすい

  • 高温下での作業は乾燥ムラ・泡立ちに注意

  • 一部のシリコンは「重ね塗り不可」のタイプもある

下地処理と塗装環境の管理が肝心


4. フッ素塗料:高耐久だが施工精度が求められる

◾ 特徴

  • 15〜20年持つ高耐候性・耐薬品性

  • 商業施設・高層ビルなどで採用例多

◾ 注意点

  • 密着性が低く、プライマー選定が重要

  • 硬化が早く、ローラーや刷毛に「ダマ」になりやすい

  • 高価格のため失敗できない

必ずメーカーの施工仕様書を遵守。熟練技術者が担当すべき


5. 水性塗料:環境対応型だが気温・湿度管理が厳しい

◾ 特徴

  • 臭いが少なく、室内や学校・病院で重宝

  • 火気リスクが少なく、安全性が高い

◾ 注意点

  • 5℃以下では乾燥不良(チョーキング、剥がれ)

  • 湿度85%以上では塗膜に白濁が出るリスク

  • 金属面には適さず、さび止め下塗りが必須

作業前に「気温・湿度・素地」条件をチェック


6. その他の特殊塗料の注意点

種類 注意事項 用途例
遮熱塗料 ムラが出やすく、下地の平滑さが重要 屋根、外壁
防滑塗料 厚みの均一化が難しく、乾燥も時間を要する 階段、通路
防カビ塗料 湿気対策と通気性の両立が必要 浴室、外壁の北面

7. 下地処理・施工管理も重要な成功要素

  • 素地の汚れ・油分・旧塗膜の剥離が不十分だと、どの塗料でも密着不良の原因

  • プライマー選定は「素地×塗料」に適したものを厳選

  • 気象条件(日照・風・雨)にも細心の注意を

塗料ごとに成分・性質・施工条件が異なるため、「用途に合わせた塗料選定」と「現場環境に応じた施工管理」が品質を決定づけます。塗装業においては「塗る技術」だけでなく、「正しく選ぶ知識」こそが信頼の基盤となります。

 

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はるやまのよもやま話~第6回~

皆さんこんにちは!

株式会社塗装店はるやま、更新担当の中西です。

塗装の鉄則:仕上がりと信頼を決める5つの原理原則

 

 

 

今回は、塗装の現場で絶対に押さえておくべき「鉄則」について一般的な市場での動向を基に解説します。

塗装という仕事は、ただ“色を塗る”のではありません。下地の状態、塗料の選定、環境の管理、工程の順守、そして最終仕上げまで、すべてが品質と信頼に直結する技術職です。


◆ 鉄則①:「下地処理」で8割が決まる

 

美しい塗膜をつくるには、表面の処理が最も重要です。

  • サビ、油、ホコリを除去するケレン作業

  • 凸凹を均一にするパテ処理・研磨

  • 旧塗膜の浮きや膨れを見逃さない目視検査

 

ここをおろそかにすると、どれだけ良い塗料を使っても、短期間で剥がれ・ひび割れ・浮きが発生してしまいます。


◆ 鉄則②:塗料の選定は「素材と環境」で決まる

 

塗料選びは、以下の3つの視点から判断します。

  1. 素材:鉄・コンクリート・木材・プラスチックなど、塗布対象に適合した塗料を選定

  2. 使用環境:屋外・高温多湿・潮風地域・化学薬品にさらされる環境など、耐候性や耐薬品性を考慮

  3. 目的:防錆・防水・美観・遮熱・抗菌など、求める機能を明確に

 

これにより、「最適な塗料×正しい工程」=最大の効果が得られるのです。


◆ 鉄則③:「気温・湿度・風」の管理を怠らない

 

塗装作業において、天候・環境条件は結果に直結します。

  • 気温5℃未満、湿度85%以上では塗装不可

  • 乾燥不良によるベタつき・白化・ハジキなどの施工不良

  • 風が強い日には塗料の飛散・ムラの原因

 

特に外壁塗装や屋根塗装では、季節ごとの環境対策が品質維持のカギになります。


◆ 鉄則④:重ね塗りは「乾燥時間」を厳守する

 

塗料には**乾燥時間の指定(指触乾燥・硬化乾燥・重ね塗り可能時間)**があります。

  • 指定より早く重ねると、膨れ・縮れ・ムラの原因に

  • 遅すぎると、密着力が低下して剥がれやすくなる

 

「急いで仕上げる」ことよりも、「正しく時間を守って仕上げる」ことが、長持ちする塗膜を生みます。


◆ 鉄則⑤:「養生と清掃」がプロの証

 

塗装中に周囲へ塗料が飛散しないように保護(養生)するのも重要な仕事です。

  • マスキングテープ、ビニールシートで丁寧に覆う

  • 作業後には道具・現場の清掃を徹底

  • 「どこを塗ったか分からないくらいキレイ」と言われるのがプロ

 

養生と清掃が仕上がり以上にお客様の満足度に影響することを忘れてはいけません。


【まとめ】

 

塗装の仕事は、表面を“きれいに見せる”だけではありません。
素材を守り、性能を引き出し、長く美しく保つ――このための工程・知識・技術・心構えが必要です。

そして、信頼される塗装職人・塗装業者であるためには、**「手を抜かない」「ごまかさない」「守るべきことを徹底する」**という当たり前を、当たり前に実践することが最大の鉄則です。

次回もお楽しみに!

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はるやまのよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

株式会社塗装店はるやま、更新担当の中西です。

塗装の歴史:色と保護で人類を支えてきた“技”の系譜

 

 

 

今回は「塗装」という技術の歴史について一般的な市場での動向を基にご紹介します。

「塗装」と聞くと、建物や車に色をつけるイメージが強いかもしれませんが、実はその役割は美観だけでなく、保護・機能性・信仰・芸術性など多岐にわたります。

塗装は、古代から現代にいたるまで、私たちの暮らしを根本から支えてきた“人類の知恵”でもあるのです。


◆ 古代文明と塗装の始まり

 

塗装の起源は非常に古く、紀元前3万年前の旧石器時代、ラスコー洞窟(フランス)に描かれた壁画が最古の塗装行為のひとつとされています。

  • **自然顔料(赤土・炭・植物の汁)**を動物脂や水に混ぜ、壁に塗ることで色を定着させていた

  • 単なる装飾ではなく、「狩猟の成功を祈願する宗教的な意味合い」もあった

 

つまり、塗装の始まりは、“願い”と“表現”からスタートしていたのです。


◆ 古代〜中世:宗教と権力を表す色彩技術

 

エジプト、ローマ、中国などの古代文明では、塗装は次第に建築や家具、工芸品における装飾技術として発展していきます。

  • 古代エジプト:神殿や棺、壁画に使われた青や金の塗装は、神聖性や永遠の象徴

  • 中国:漆(うるし)の技術が発展。防水・防腐に優れる一方、重厚な美しさも兼ね備えた

  • ヨーロッパ中世:教会や城の壁画、騎士の盾などにカラフルな塗装が施され、権力や階級を色で可視化

 

この頃には「塗装」は、美と権威を示す手段として重要視されるようになりました。


◆ 近代:工業革命と塗料の工業化

 

18〜19世紀の産業革命は、塗装技術にも革命をもたらしました。

  • 植物油や天然樹脂を使った油性塗料の製造が安定化

  • 金属の機械や船舶などに対する**“防錆・防水”目的での塗装需要が爆発的に拡大**

  • 19世紀後半には、アメリカやドイツで**化学合成顔料・乾燥促進剤(シッカチーフ)**なども登場

 

この頃から「塗装=美しさ+耐久性」という現代の概念が芽生え始めたのです。


◆ 現代:機能性と多様性の時代へ

 

20世紀以降、塗装は「色を塗る」だけではなく、素材の保護・機能性付加・環境配慮・芸術的価値の創出へと用途を広げました。

  • 自動車、飛行機、建築物、家電製品、道路標識、食品容器…

  • フッ素塗料・遮熱塗料・抗菌塗料・水性塗料など、高度な機能をもった塗装材が次々と開発

 

塗装はもはや「最終工程」ではなく、「製品の完成度や性能を左右する核」へと進化しています。


【まとめ】

 

塗装の歴史は、宗教や祈りから始まり、権威・美・保護・産業・環境技術へと進化を遂げてきました。

現代の塗装現場では、こうした積み重ねの上に立った技術と責任が求められています。
次回は、塗装工として・塗装業として失敗しないための「鉄則」を、現場視点でお届けします。

次回もお楽しみに!

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はるやまのよもやま話~第4回~

皆さんこんにちは!

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シリーズ4:板金塗装に適した季節とタイミング

前回は、板金塗装にかかる費用やコストを抑えるポイントについてお話ししました。
今回は、「いつ塗装工事を頼むのがベストなのか?」という疑問にお応えすべく、板金塗装に適した季節と、その理由について詳しく解説します!


1. 板金塗装における季節の影響

塗装の仕上がりや工期には、気温や湿度が大きく関わっています。特に外部の板金塗装では、天候次第で作業が止まってしまうことも。以下のポイントを押さえておきましょう。

◎ 気温

  • 10℃以上が理想
    塗料の乾燥・硬化にはある程度の温度が必要。気温が低いと乾燥に時間がかかり、塗膜の仕上がりに影響が出ることも。

◎ 湿度

  • 湿度が高いと乾燥時間が延びる
    雨が多い季節や梅雨時期は、塗料が乾きにくいため工期が長引く場合があります。

◎ 雨や雪

  • 降雨や積雪で作業自体がストップ
    屋外での塗装は天候不良に左右されやすいです。急な天候変化で予定が遅れるケースもあります。


2. 一般的におすすめの時期

春(3~5月)

  • 気温が安定し、寒すぎず暑すぎない

  • 梅雨前で湿度も比較的低い

秋(9~11月)

  • 猛暑が過ぎて過ごしやすい

  • 台風シーズンを避け、気候が安定すればスムーズに進む

春と秋は気候が安定しており、塗装の乾燥に適した時期と言えます。


3. 冬や夏でも大丈夫?

「春や秋がベストシーズンなのは分かったけど、冬や夏はNGなの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、プロの職人が適切な塗料や方法を選べば、真冬や真夏でも施工は可能です。ただし、以下の点に注意しましょう。

◎ 夏(7~9月)

  • 気温が高く乾燥は早い反面、真夏の炎天下は体力的にも作業がハード

  • 台風や集中豪雨のシーズンと重なるため、天候リスクも考慮が必要

◎ 冬(12~2月)

  • 気温が低いと塗料が乾きにくい

  • 日照時間が短いため、作業時間が限られる

春や秋と比べると制約が多いですが、施工が無理というわけではありません。職人がその都度状況を判断し、ベストな工法を選択しています。


4. 工期とスケジュールの立て方

◎ 余裕を持ったスケジュールを

  • 天候による工期の延長を見越して、数日~1週間の余裕

  • 急ぎの場合は、こまめに職人と連絡を取り合って調整しましょう

◎ 繁忙期を避ける

  • 塗装の繁忙期(春・秋)は予約が取りづらくなる場合も

  • 早めに依頼するか、もし可能ならあえてシーズンオフを狙うのもアリ


まとめ

「いつ塗装を頼むのがベスト?」と聞かれれば、やはり春や秋が最も理想的な季節と言えます。しかし、プロの技術があれば、夏や冬でも適切に施工が可能です。
大切なのは、天候や気温、湿度を考慮しながら、無理のないスケジュールを組むこと。気になる方は、ぜひ早めにご相談くださいね。

次回は、「施工後のメンテナンスと長持ちさせるコツ」について詳しく解説します!
塗装を長くキレイに保つポイントをしっかり押さえて、快適な住まいを目指しましょう。


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はるやまのよもやま話~第3回~

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シリーズ3:板金塗装の費用とコストを抑える方法

前回は、板金塗装の流れと作業工程についてご紹介しました。
今回は、「実際に板金塗装ってどれくらいの費用がかかるの?」という疑問にお応えするべく、板金塗装の費用相場と、できるだけコストを抑えるポイントについて分かりやすく解説します!


1. 板金塗装にかかる一般的な費用

板金塗装の費用は、施工する範囲や使用する塗料、現場の状態などによって異なります。以下はあくまで目安ですが、参考にしてみてください。

工事内容 費用目安(税込)
小規模な補修(部分塗装) 2万円〜5万円程度
屋根の板金塗装 10万円〜20万円程度
外壁の板金塗装 15万円〜30万円程度
屋根+外壁の全面塗装 30万円〜60万円以上

※足場の設置費や養生費用が別途かかる場合があります。


2. 費用を左右する主な要因

◎ 面積と作業範囲

塗装する面積が大きいほど、材料費・人件費が増えます。逆に、部分的な塗装なら費用を抑えることができます。

◎ 使用する塗料のグレード

塗料には「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」などの種類があり、耐久年数と価格が比例します。
長く持たせたいなら高耐久の塗料を選ぶのも一つの手ですが、予算とバランスを見ながら選ぶのがコツです。

◎ 現場の状態(劣化具合)

サビが深く進行している場合は補修作業が増え、コストがかさむ傾向にあります。
定期的な点検と早めの対応が結果的にコストダウンにつながります。


3. コストを抑えるためのポイント

◎ 相見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取ることで、料金の相場やサービス内容を比較できます。価格だけでなく、対応の丁寧さや工事内容の説明がしっかりしているかもチェックしましょう。

◎ 部分補修で対応できるケースもある

全体塗装が必要と思っていても、実は一部の補修で済むケースもあります。現地調査の段階で、部分塗装が可能かどうか相談してみるのもおすすめです。

◎ シーズンオフを狙う

塗装業界の繁忙期(春や秋)を避けて依頼すると、割引を受けられたり、柔軟な日程調整がしやすいことがあります。

◎ 地元の業者を選ぶ

遠方の業者に依頼すると、交通費や出張費が上乗せされる場合があります。地元密着型の業者であれば、費用を抑えつつ、柔軟な対応が期待できます。


まとめ

板金塗装の費用は、塗装範囲・塗料の種類・建物の状態によって変わります。
「高いから後回しにしよう…」と放置してしまうと、劣化が進んで結果的に高額になるケースもあるため、早めの相談・計画的なメンテナンスが最も効果的なコストダウンになります。

次回は、「板金塗装に適した季節とタイミング」について解説します!
塗装の仕上がりに大きく影響する“時期選び”のポイント、ぜひチェックしてくださいね!

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はるやまのよもやま話~第2回~

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シリーズ2: 板金塗装の流れと作業工程

 

今回は、建物の板金塗装の具体的な流れや作業工程について解説します。


1. 板金塗装の基本的な流れ

 

板金塗装は、以下の手順で行われます。

1.1 事前調査(現場確認)

まず、建物の状況を確認し、塗装が必要な部分をチェックします。サビの発生状況や塗装の剥がれ具合を見て、適切な塗料や作業方法を決定します。

1.2 下地処理(表面の準備)

塗装の密着性を高めるために、サビや汚れをしっかり除去します。この工程を怠ると、塗装がすぐに剥がれてしまうため、丁寧な下地処理が重要です。

ケレン作業(サビ落とし)
高圧洗浄(汚れの除去)

1.3 下塗り(プライマー塗装)

金属用の下塗り塗料(プライマー)を塗布し、塗装の密着性を向上させます。この工程がしっかりしていないと、剥がれやすくなるため、入念に行います。

1.4 中塗り・上塗り(仕上げ塗装)

下塗りが乾燥したら、中塗り・上塗りを行います。均一に塗布し、耐久性の高い塗膜を作ることがポイントです。

ローラーやスプレーで塗装
乾燥時間をしっかり確保

1.5 仕上げと点検

最終的に塗装の仕上がりを確認し、問題がないかチェックします。塗装ムラや塗り残しがないかを確認し、長持ちするように仕上げます


2. 板金塗装にかかる期間はどれくらい?

 

修理や塗装する範囲によって変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。

小規模な補修(1〜2日)
屋根や外壁の塗装(3〜5日)
全面塗装(1〜2週間)

施工期間は、天候や塗料の種類によっても変動します。


まとめ

 

板金塗装は、下地処理→下塗り→中塗り・上塗り→仕上げの流れで行われます。適切な工程を経ることで、耐久性の高い仕上がりになります。

次回は、「板金塗装の費用とコストを抑える方法」について詳しく解説します!お楽しみに!

 

 

 

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はるやまのよもやま話

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徐々に暖かくなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

 

 

シリーズ1: 建物の板金塗装とは?基本を分かりやすく解説!

 

 

今回は、建物の板金塗装について、シリーズ形式で分かりやすく解説していきます。

屋根や外壁に使われる金属パネルは、雨風や紫外線にさらされることで、時間とともに劣化していきます。そのまま放置するとサビが発生し、建物の耐久性が落ちてしまうことも。そこで大切なのが板金塗装です。

板金塗装とは、金属部分を保護し、美観を維持するための塗装です。建物の寿命を延ばし、見た目を美しく保つためにも、定期的なメンテナンスが重要になります。


1. 建物の板金塗装とは?

 

建物の板金塗装は、屋根や外壁の金属部分を塗装して保護する作業のことです。具体的には、以下のような部分に施工されます。

屋根(折板屋根・トタン屋根)
外壁(金属サイディング・ガルバリウム鋼板)
雨どい・庇・水切り
鉄骨部分(階段・手すり・ベランダ)

これらの金属部分は、雨や湿気、紫外線、塩害などの影響を受けやすく、塗装が剥がれるとサビが発生して劣化が進んでしまいます。


2. 板金塗装が必要な理由

 

「見た目が少し色あせたくらいなら大丈夫」と思っていると、あとで大きな修理が必要になることもあります。以下のような理由から、定期的な板金塗装が大切です。

2.1 サビや腐食を防ぐため

金属は、水分に触れると酸化し、サビが発生します。サビが進行すると強度が低下し、穴が開いてしまうこともあるため、塗装でしっかりと保護する必要があります。

2.2 建物の美観を維持するため

外壁や屋根の色あせや剥がれがあると、建物の印象が悪くなってしまいます。定期的に塗装することで、美観を維持し、建物の価値を保つことができます。

2.3 建物の寿命を延ばすため

適切なメンテナンスを行うことで、建物全体の耐久性が向上します。屋根や外壁が劣化すると、雨漏りや構造の弱体化につながるため、早めの対応が大切です。


3. 板金塗装が必要なサイン

 

以下のような症状が見られたら、板金塗装のタイミングです。

色あせ・ツヤがなくなっている
塗装の剥がれやひび割れ
サビが発生している
雨漏りや水の侵入

これらの症状がある場合は、放置せずに早めに専門業者に相談することをおすすめします。


まとめ

 

今回は、建物の板金塗装の基本について解説しました。金属部分の塗装は、サビや腐食を防ぎ、建物の寿命を延ばすために重要な役割を果たします。定期的なメンテナンスを行い、大切な建物を長く維持していきましょう。

次回は、「板金塗装の流れと作業工程」について詳しく解説します!どのような手順で塗装が行われるのか、具体的に紹介していきますので、お楽しみに!

 

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今後ともよろしくお願いいたします。